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第一次世界大戦~満州事変(大正8年~昭和11年/1919~1936)
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作詞 西條八十
作曲 小田進吾

秋の霜夜の星の色
桜三月空の色
抜き放ちたる日本刀
匂う焼刃の美しさ

心を込めて挑むれば
ああ百錬の鋩子先
尊き大和民族の
精魂躍る心地する

剣は斬らん為ならず
心を磨く業物と
古賢の言葉今更に
静かに胸に響くかな

伸びては五郎正宗の
五の目我の花の彩
反りては備前長船の
月にも似たる優姿

ああ美しき日本刀
我等の誇り日本刀
正義曇らぬ武士道を
映し輝け永久に
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西岡水朗 古関裕而

起て起て若人意気高く
幾重の雲を払いつつ
双腕の力振り翳し
護れ我等が大満州

聴け聴け若人東に
今ぞ時代の鐘が鳴る
祖国の使命身に受けて
拓け我等が新天地
作詞 高峰竜雄
作曲 高峰竜雄

白い脚絆に糧嚢背負って
風にペンネントがひらりと靡く
海が俺等の舞台じゃとても
陸の戦に勝つ手はあるさ
喇叭鳴る鳴る血は躍る

四十センチに手馴れた俺等
小銃射撃がもどかしいのさ
出でや突撃目に物見せて
陸の戦に勝つ手はあるさ
喇叭鳴る鳴る血は躍る

行けよ行け行け意気高らかに
仰ぐ軍艦旗は祖国の楯よ
何と良いじゃないかあの朗らかさ
陸の戦に勝つ手はあるさ
喇叭鳴る鳴る血は躍る
作詞 高峰竜雄
作曲 高峰竜雄

波も静かな今宵の軍港
君と見たよな月明かり
出て行く艦の薄姿
晴れの門出よネエ貴方
私ゃ笑って送るのよ

御国の為に無き命よと
強いお言葉身に沁みて
たとえ涙は流しても
晴れの門出よネエ貴方
私ゃ笑って送るのよ

暫し別離が寂しいけれど
命を的のお手柄を
いつか聞く日を待ちながら
晴れの門出よネエ貴方
私ゃ笑って送るのよ
作詞 時雨音羽
作曲 古賀政男

胡弓鳴らせばランタン揺れる
揺れるランタン小さく赤く
末は夜霧で
末は夜霧で絶え絶えに

胸のパレポの萎れる頃は
消える黄包車二度とは逢えぬ
今日も四馬路に
今日も四馬路に煙る雨

糸が震える胡弓の糸が
すすり泣く音の悲しく細く
遠い夜霧の
遠い夜霧のあの中で

別れ行く身は儚く淡く
霧の上海さよならさらば
明日は遥かの
明日は遥かの空の果て
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