満州事変
第一次世界大戦~満州事変(大正8年~昭和11年/1919~1936)
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2024/11/23 (Sat)
便衣兵討伐の歌
佐藤惣之助 佐々紅華
正義を標榜皇軍の
進路を阻み良民の
姿借りて我を討つ
不逞の輩便衣隊
天に代わりていざ討たん
昼に潜みて影もなく
夜は蝙蝠軒庇
暗に隠れて手榴弾
卑怯未練の便衣隊
天に代わりていざ討たん
恨みは尽きず同胞の
婦女子みどり子罪無きに
受けた屈辱犠牲を
人意に背く便衣隊
天に代わりていざ討たん
振るう悪魔の青龍刀
暴虐無尽に横行す
壊滅きして遂に立つ
世界に映ゆる日本刀
天に代わりていざ討たん
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2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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廟行鎮決死隊の歌
作詞 佐伯孝夫
作曲 橋本国彦
屍に代えん 廟行鎮
火網十字に隙もなく
暁近く霧込めて
士気こそ挙れ破壊班
期して開かん突撃路
牧を啣んや如月の
残んの月に仄浮かぶ
三十六の鉄兜
敵塁堅く死守すれば
爆弾胸に微笑みつ
肉弾と化り躍り込む
忠烈無比の三勇士
敵陣崩れ夜は明けぬ
生命は軽く皇恩の
重きを綴る火の歴史
今ぞ讃えん高らかに
2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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肉弾三勇士の歌
渡部栄伍 古賀政男
昭和七年二月の
二十二日朝まだき
残月掛かる大空を
仰ぎて誓う三勇士
水筒の水酌み交わし
廟行鎮を取らずんば
皇軍進む道なしと
決死の覚悟三勇士
鉄条網は十重二十重
破る任務は我にあり
爆薬筒に火を点じ
胸に抱きて三勇士
敵前実に十メートル
我と我が身を投げつけて
骨肉共に飛び散りぬ
壮烈無比の三勇士
2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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トコ張さん
柳 水巴 中山晋平
親の譲りの東三省を
灰にするのも天の罰
チョッカイ出したが身のつまり
トコ張さん、どうしたね
頼む連盟の綱さえ切れて
何と施肇基巴里の空
チョッカイ出したが身のつまり
トコ張さん、どうしたね
耐えた耐えた癇癪玉を
今日ぞ飛ばせる機関銃
チョッカイ出したが身のつまり
トコ張さん、どうしたね
尻尾巻き巻き黒龍は逃げる
三日天下の馬占山
チョッカイ出したが身のつまり
トコ張さん、どうしたね
軍馬嘶けあの高梁の
蔭にゃ戦友の墓がある
チョッカイ出したが身のつまり
トコ張さん、どうしたね
掲げて行きたや学良の首を
故郷の親父へ手土産に
チョッカイ出したが身のつまり
トコ張さん、どうしたね
2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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一寸出て来い
佐藤惣之助 佐々紅華
一寸出て来い蔡廷楷
腰の軍刀が泣いている
物見遊山に海山越えて
出征したのじゃ無論ない
これでお前も日本へ帰りゃ
伝家の宝刀が収まらぬ
夜毎夜毎に荒れては困る
一寸出て来い蔡廷楷
2007/12/11 (Tue)
1932(昭07)
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