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第一次世界大戦~満州事変(大正8年~昭和11年/1919~1936)
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作詞 伊藤松雄
作曲 永井巴

義勇奉公四つの文字
胸に刻みて鞭を揚ぐ
ますらお中村震太郎
行く手は遠し興安嶺

国家の保護と国権の
維持とは兵の力なり
尊き使命負う身には
何の恐るることやある

荒漠千里故郷を
偲ぶ露営の草枕
妻に便りの筆とれば
夜空寂しや北斗星

蒙古の春は遅けれど
躑躅は散りて白樺の
若葉は燃えんこの門出
山に入る日よいざさらば

駒の噺き鳴る蹄
鬣に吹く朝風を
忽ち乱す銃声は
暴戻飽くなき屯墾軍

残虐鬼畜の振舞いに
従容として死に就ける
英霊滅びず永久に
護国の神と仰がれん
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