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第一次世界大戦~満州事変(大正8年~昭和11年/1919~1936)
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作詞 島田芳文
作曲 江口夜詩

日暮れ悲しや荒野は遥か
急げ幌馬車鈴の音頼り
どうせ気紛れ流離い者よ
山は黄昏旅の空

別れともなく別れて来たが
心乏しや涙が滲む
野越え山越えどこまで続く
記す轍も片明かり

黒馬は嘶く吹雪は荒れる
さぞや寒かろ北山颪
鳴くな嘆くな愛しの駒よ
鳴けば涙もなお愛し
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作詞 佐藤惣之助
作曲 古賀政男

躍り歩けば西東
夜は寂しい馬車の中
小窓に飾る宝玉は
北の御空の七つ星

広野は南へ国境は
北に離れて幾百里
昨日は消えて今日もまた
砂漠に残す靴の跡

空の彼方に出る月は
楡の花咲くハルピンか
愛し恋しのバラライカ
弾いて躍れば夜が白む

星は夜毎に空を縫い
人は一夜に幾度か
遠き故郷の夢を縫う
千切れ千切れのきりぎりす

吹かれ吹かれて今日も行く
馬車はその日の客次第
明日は渡ろか松花江
あたしゃその日の風次第
作詞 大木惇夫
作曲 竹岡信幸

月の砂漠を昨日出て
今日は入日の街を行く
西よ東よ旅暮らし
果てはどこやら雲に問え

恋に泣くのも若さゆえ
酔うて唱うも辛さゆえ
どうせ短い旅暮らし
果てはどこやら風に問え

人の情けが身に沁みて
冬を過ごせばまたの春
闇よ光よ旅暮らし
果てはどこやら鳥に問え
作詞 松坂直美
作曲 田村しげる

遠い深山の根雪も解けて
春が来たかよちらほらと
流す筏に二ひら三ひら
散って零れる花便り

岸の楊柳も緑に萌えて
鳴くな小鳥も楽しげに
呼んでいるよな胡弓の糸が
なぜか故郷を偲ばせる

月の鴨緑江筏が下りゃ
狭霧隠れに響く唄
思い気侭な旅行く身なら
鳴くな浮き寝の鴎鳥
作詞 晴屋草三
作曲 竹岡信幸

沼地百里にヨ吹雪が三日ナントショ
腰の剣は鳴るばかりリラリラ
奮って奮ってソレ進軍しょ

日本の桜がヨ咲いたの便りナントショ
わしは散る身は潔くリラリラ
奮って奮ってソレ進軍しょ

伸びる高梁ヨ戦の邪魔よナントショ
憎い匪賊が身を隠すリラリラ
奮って奮ってソレ進軍しょ

燃える熱砂ヨ鉄まで溶けるナントショ
肉弾なりゃこそまだ解けぬリラリラ
奮って奮ってソレ進軍しょ
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