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第一次世界大戦~満州事変(大正8年~昭和11年/1919~1936)
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作詞 佐藤惣之助
作曲 山田栄一

去年故郷で見た月を
今宵広野の空で見る
我等男児の心境は
晴れて輝く月に問え

腰の軍刀引き締めて
月を遥かに何を見る
風も寂しき国境の
暗い彼方の雲を見る

今や明け月こうこうと
ただ一点の曇り無く
守備は堂々備わりて
天は晴れたり大満州
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作詞 池沢楽居・藤田まさと
作曲 大村能章

慰問袋に優しい手紙
今は満州も菊の盛り
花に劣らぬ手柄を立てて
帰ります日を神頼み

慰問袋の取り持つ縁で
今日も書きます故郷の便り
恋じゃなけれど真心の印
庭の小菊も送りましょ

慰問袋が度重なれば
清き心に楽しい希望
晴れて凱旋なされた時は
お礼言いましょ菊の花
作詞 山岡幸村
作曲 鈴木哲夫

荒れる吹雪の興安嶺を
越えりゃ冷たい他国の空よ
橇を早めて広野を行けど
目指す街の灯まだ遠い

仰ぐ雪空胡沙吹く夜風
夢に愛しの面影抱いて
想い遥々胡弓を弾けば
熱い血潮は胸に湧く

黒馬は嘶く吹雪は募る
せめてあの娘の住む酒場まで
心一筋鞭振り上げりゃ
捌く手綱もままならぬ
作詞 佐藤惣之助
作曲 田村しげる

船は行く行く白波の
月のデッキの潮風に
胸の炎の消ゆるまで
語り明かした君と我
ああ懐かしの上海航路

遠い故郷の思い出も
語り尽くしてその後は
なぜに捨てたか散らしたか
白い涙のリラの花
ああ懐かしの上海航路

紅い灯の点く四馬路の
角で逢うたり別れたり
若い命のある限り
踊り明かした君と我
ああ懐かしの上海航路
作詞 大木惇夫
作曲 内田元

霧は晴れるよ夜が明ける
風は囁くマドロスに
起きよ船出だ帆を上げよ
海に真っ赤な日が昇る

星も消えるよ夜が明ける
風は囁く鳥の巣に
起きよ歌えよ飛び立てよ
森に真っ赤な日が昇る

稲はそよぐよ夜が明ける
風が囁く若者に
起きよ野に出よ耕せよ
畑に真っ赤な日が昇る

草は朝露夜が明ける
風は囁く牧場にも
乳を搾れよ積み出せよ
柵に真っ赤な日が昇る

火の見櫓に夜が明ける
風は囁く鍛冶屋にも
打てよ鳴らせよ金槌を
村に真っ赤な日が昇る

高い煙突夜が明ける
風は囁く工場にも
鐘を鳴らせよ朗らかに
街に真っ赤な日が昇る

嬉しや楽しや夜が明ける
鐘は囁く家々に
皆目覚めよ勇み立て
今日の希望の日が昇る
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